鉢底にNeo-マモールを入れたフウラン。
自生地と同じような環境条件を作るこTが出来る!
 弱った株が急速に回復。

 
 この美しい根は、ラン菌と共生した菌根である。

 バンダも同じように素晴らしい生育になる。
ラン菌による炭素循環栽培法の鉢植え栽培というのは、
鉢底環境が最も重要である。
なぜなら、ペレポストにはラン菌が生息している!
ランを作るより早く、ラン菌が鉢内に元気良く繁殖、生息することが
ペレポスト栽培成功のカギだからである!
ラン菌は好気性菌である!
つまり、自然界では、酸素のある場所で生きている菌である。
ランの自生地では地表、樹上の枯れ落ち葉、植物死骸の中に生きている。
だから、この講座では、15cmほどの浅い鉢、又は菊鉢が良いと書いてきた。
しかし菊鉢でも10号鉢の大鉢ともなれば鉢の深さが30cmにもなる!
この鉢では、ペレポストがいかに毛細管現象が優れていても、鉢底が多湿になる場合がある。
多湿になれば酸素不足となってラン菌が元気がなくなる!
これでは、ペレポストの能力が低下する!

そこで宇井清太が考えたのが・・・ Neo-マモールである!
  素晴らしく最適な湿度保持。
  素晴らしく最適な通気性・・・新鮮な酸素保持。
  素晴らしく最適な排水性。
 ラン菌に最適な条件を作り上げる!
 ランの根は素晴らしい状態で水分、養分を吸収する。
 ラン菌が元気であればペレポストのリグニン、セルロースを分解して多量の低分子の糖を作る!
 この糖をラン菌の菌糸が根に供給する!
 糖だけではない・・・燐酸もカリも・・・その他の養分も供給する。
 更に潅水直後の多湿時には・・・酸素を供給する。
 更に・・・潅水不足で乾燥した時は・・・・水分を供給する。

 つまり、ラン菌というのは植付け直後から約100日頃までの・・・・
 猛烈に繁殖する時は、多量の水分を必要とするので、
 乾燥させると・・・蘭の根からも水分を奪って・・・カツオ節にするが、
 この期間を過ぎ・・・穏かな熟成期に入ると・・・
 鉢が乾燥した時、ペレポストから水分を菌糸が吸収して・・・ランの根に水分を供給するようになる!
 ランの自生地におけるラン菌は、このような活動を行なう。
 だから・・・過酷な条件下で、ランは生き続けられるのである!

 ラン菌の生息しない水ゴケ、バーク、軽石、杉皮には、このシステムが削除される。
 ラン菌が行なうことを全て人間が行なわなければならない・・・365日も。
 こんなことほとんどの人が出来ない。
 乾燥させても、多湿にしても・・・直ぐにランは弱る。
 だから・・・これまでのラン栽培は難しかった!
 3年もすれば水ゴケは劣化する!
 多湿になるから・・・根腐れが・・・簡単に起こる!
 こういう鉢底では嫌気性菌の病害菌が大繁殖している!
 根腐れ、ナンプ病・・・・
 肥料を与えた鉢ほど激しく・・・根腐れが起こる。
 鉢内の微生物の問題である!
 つまり、ラン菌による浄化作用がないからである!

 ここまで書けば、 Neo-マモールを発明した理由が理解出来よう。
 生分解不織布を固く丸めた状態というのは、
 多湿にもならないし、乾燥過ぎにもならない。
 多層の不織布の間隙には適度な湿気を含んだ空気が保持されている!
 ラン菌が好む湿度。
 ラン菌が好む酸素。
 そういうことである。

 一般の植物でも・・・ラン菌はいないが・・・・
 根に最適な湿度、酸素が保持されるので、素晴らしい生育になる!

 普通の土壌でも同じことである。
 でも、値打ちの低い植物では・・・ Neo-マモールがもったいないかもしれない。
 
 Neo-マモールの植え方は  ここにクリック

 鉢底  Neo-マモール栽培。

  上の写真のカキランと植え方は全く同じ。


  この素晴らしい生育は,鉢底の環境が素晴らしいからである。
  根に最適な環境だからである。
  ラン菌に最適だからである。

 2008年 カキラン
  2号ゴールド単用 栽培。

 2008年には4本立ちの株であった。

 2014年6月 カキランの状態。
 左写真の株が6年後、このような大株に大繁殖。
 28本の茎。
 
 菊鉢10号鉢。
 鉢の高さが約30cmあるので、15cmほどNeo-マモールを
 鉢底に入れた(Neo-マモールマニュアル参照)

  ペレポスト2号ゴールド単用栽培。


  Neo-マモールは根に、ラン菌に最適な環境だから、
  このように素晴らしい生育になる。


 
鉢栽培で鉢底は最も重要な問題である。
  
  潅水した水が・・・適確に排水されないと色々な問題が起こり・・・根腐れが起こる。
  生育不良が起こる。
  そういうことで、ゴロ土を入れたり、鉢底石を入れたり、ゼオライトを入れたり、
  穴を大きくしたり・・・・
  鉢の形状を・・・色々にしたり・・・・穴の形状を色々にしたり・・・・・
  苦心を重ねてきたが・・・・。
  植物が好む鉢底にするのは難しい。


  特にラン栽培では、鉢底の水溜まり、多湿は大問題である。

 更に着生ランでは・・・ラン講習会のメインテーマでもある。


 宇井清太は奇想天外なことを発明した。
 それが鉢底革命とも言える「Neo-マモール」である。
 鉢底の諸問題を一挙に全て解決したといってもいい・・・素晴らしい生育である。
 その実例を写真で紹介する。

  Neo-マモールは鉢底革命だ!

    この生育を見よ・・・。
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